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少ない資金でもIPOに当選したい!ネット抽選に挑む3つの心構えと当選するための3つのコツ

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「IPOにぜんぜん当選しない。もうやめようかな。」
「ネット抽選で申し込んでも全然当選しないじゃないか。」
「IPOブログを読んでるとみんな当選してるみたいだけど、なんで自分だけ当選しないんだ。IPOブロガーは嘘を書いているんじゃないか。」

IPOを始めた直後にビギナーズラックでプラチナIPO(1口で100万円の利益がでるようなIPO)に当選してしまった方は、この悩みを抱えることは少ないのですが、IPOの経験が浅く、当選経験がまったくない、またはほとんどない方がよくぶつかる壁です。
この壁にぶつかってIPOをやめてしまった方は、せっかくIPOという素晴らしいローリスク投資法に出会ったのに、自分からその幸運を不意にしてしまったことになります。

私もはじめてネット抽選でIPOに当選するまでに時間がかかりました。
なかなか当選しない間は心が折れそうになりました。
でも一度IPOに当選して大きな利益がでてしまうと、そんな不安はすべて吹っ飛び、IPOの虜(とりこ)となります。

DICE
こんにちは。
IPO歴10年以上で他のローリスク投資と組み合わせて、年利10-20%を安定的に維持している「NextStage」運営者のDICEです。

この記事をご覧になっているということは、あなたが今まさに「まったく当選しないからもうIPOの申し込みやめようかな・・・」と悩んでいるのかもしれませんね。

IPOがネット抽選で当選しなくてIPOをやめようと思っている原因は、「IPOのネット抽選の当選確率を理解していないから」と言えます。

IPOのネット抽選は確率通りに当選します。裏を返すと、確率通りにしか当選しないのです。
これをしっかりと理解しておかないとIPOの抽選に申し込むのが嫌になります。

IPOと宝くじの当選確率を比較したことがあるでしょうか?

もし、あなたがこの壁にぶつかっているなら、まずは本記事を最後まで読んでみてください。
それでは参りましょう。

IPOと宝くじの当選確率を比較してみる

IPOの当選確率がいかに高いかを宝くじと比較してみましょう。

宝くじの当選確率

まず、宝くじの当選確率をみてみましょう。

当せん金 本数 当選確率
1等 5億円 1本 1/1000万
1等前後賞 1億円 2本 1/500万
1等組違い賞 10万円 99本 1/10.1万
2等 2000万円 2本 1/500万
3等 100万円 100本 1/10万
4等 5万円 1000本 1/1万
5等 3000円 10万本 1/100
6等 300円 100万本 1/10

引用元:宝くじ公式サイト

プラチナ級のIPOと比較するために、宝くじ3等(100万円)の当選確率に注目してください。

IPOの当選確率

次に、丁度100万円くらいの利益がでたIPO「ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)」を例に挙げます。

ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)は2017年12月13日に上場しました。
公募価格4,920円に対して、初値は15,000円でした。
初値で売却すれば、約100万円の利益がでたIPOとなります。

ヴィスコ・テクノロジーズの公募売出数は1,988口。

公募売出数のうち89.99%の1789口が主幹事みずほ証券の持分です。
みずほ証券では持分の90%を裁量配分、10%を抽選配分に回します。

つまり、179口が抽選配分に回ることになります。

みずほ証券で3万人が抽選で申し込んだとすると、ヴィスコ・テクノロジーズの当選確率は0.59%となります。

宝くじ3等とヴィスコ・テクノロジーズの当選確率を比較してみる

宝くじ3等とヴィスコ・テクノロジーズは共に100万円の利益となりますので、この当選確率を比較してみます。

  • 宝くじ3等:0.001%
  • ヴィスコ・テクノロジーズ:0.59%

当選確率はヴィスコ・テクノロジーズのほうが約590倍高いという結果になります。

そして、1つ大きな違いは、宝くじは1枚購入するのに300円のコストがかかり、当選しなくても購入代金は戻ってきません。
一方、IPOは申し込みに代金が1円もかかりません。

IPOの期待値は無限大なので、今回、期待値では比較しませんでした。

誰でも知っている商品と比較すると、こんなにIPOの当選確率が高いという事実をまずは認識しましょう。

IPOのネット抽選の当選確率の調べ方

次にIPOのネット抽選の当選確率の調べ方を紹介します。

多くの証券会社が幹事とつとめた九州旅客鉄道(9142)をみてみます。

今回は当選確率を計算可能な証券会社のみ抽出しました。
当選確率は仮に3万人が申し込みを行ったと仮定した場合です。

証券会社の口座数が少ないほうが有利という考え方も確かにありますが、IPOの抽選申し込みをしている人は大抵必要な口座をもっていますので、どの証券会社でもざっくりと3万人のIPO投資家がいると仮定しておけばいいと思います。

ここで必要なのは当選確率のざっくりとした規模感を見積もることです。

証券会社名 割当数(口) ネット抽選割合 抽選配分(口) 当選確率
野村證券 360000 9% 32400 108.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 360000 11% 39600 132.0%
SMBC日興証券 116010 10% 11601 38.7%
大和証券 90456 15% 13568 45.2%
みずほ証券 90456 10% 9046 30.2%
東海東京証券 12276 10% 1228 4.1%
岡三証券 12276 10% 1228 4.1%
いちよし証券 9486 15% 1423 4.7%
SBI証券 9486 45% 4269 14.2%
東洋証券 5000 10% 500 1.7%
丸三証券・マルサントレード 5000 10% 500 1.7%
岩井コスモ証券 5000 10% 500 1.7%
エース証券 5000 85% 4250 14.2%
マネックス証券 5000 100% 5000 16.7%
むさし証券(トレジャーネット) 1340 20% 268 0.9%
松井証券 1340 100% 1340 4.5%
エイチ・エス証券 1340 16% 214 0.7%

ネット抽選割合は証券会社によって規定されており、公表している証券会社と公表していない証券会社があります。
公表している証券会社のみ当選確率を見積ることができます。

各証券会社ごとの割当数はトレーダーズウェブのHPで調べることができます。
また、証券会社に電話して調査することもできます。

九州旅客鉄道(9142)は公募価格2,600円に対して、初値は3,100円で、1口5万円の利益がでたIPOでした。
ネット抽選でもかなり高い当選確率でしたので、ネット抽選で申し込んでも3口以上は確保できているはずです。

このように、当選確率は推定することができます
当選確率を知った上で抽選に申し込むのと、期待だけして抽選に申し込むのでは、心構えがまったく変わります。

IPOのネット抽選に挑むときの絶対に必要な3つの心構え

IPOのネット抽選に挑むときに絶対に必要な心構えは次の3つです。

心構え1.ネット抽選は完全に確率の世界であることを疑わないこと

ネット抽選は完全に確率の世界です。
落選が続くと、公平に抽選していないのではないかと、変に勘ぐる人がいるようです。
しかし、今のIT社会の中で、わざわざそんなことを証券会社がする理由はありません。
そんな偏った抽選をするアルゴリズムをつくるのには逆にシステム開発コストがかかります。
そんなことをするよりも完全平等抽選のアルゴリズムにしたほうが圧倒的に証券会社のシステム開発コストが低くなるのです。

心構え2.当選確率を見積もっておくこと

前章でもみたように、当選確率を見積もっておくことは非常に重要です。
当選確率50%のIPOに申し込んでいるのか、当選確率0.1%のIPOに申し込んでいるのかを事前に知っておくと、落選したときの気分が全く違います。

また、当選確率を見積もっておくことで、九州旅客鉄道のような大型IPOでは、「300株は確実に取れそうだなぁ・・・。300株だと、確実に10万円以上は利益がでるIPOだから、忘れないように申し込もう。」といったように、当選枚数と期待する利益を想定することができます。

心構え3.IPOブログやTwitterの当選報告を見過ぎないこと

これは非常に重要なことですが、IPOブログやTwitterの情報を見すぎてしまわないように心がけましょう

世の中には多くのIPOブログがあります。
IPOブロガーはIPOに当選すると、うれしくなって誰よりも早く、記事を書いてアップしていきます。
逆に落選すると、記事にするのが億劫になって、記事作成が遅れます。
そうすると、IPOブログをチェックしている人は当選報告ばかりが目につくようになり、多くの人が当選していると錯覚してしまいます。

また、最近は減りましたが、昔は当選画像を偽造するブログもいくつかあって、問題視されました。
なぜ偽造するかというと、アクセス数を稼ぎ、アフィリエイト広告を貼って、広告収入を得ようとするためです。
当選報告はアクセスが集まるのです。

Twitterについても同様です。

IPOのネット抽選で当選する3つのコツ

IPOのネット抽選で当選する3つのコツついて紹介します。

コツ1.自分の口座数を増やす

ベタですが、完全抽選の世界であることを理解しておくと、効果が高いです。

IPOの取り扱いの多い証券会社はすべて口座開設しておくべきです。

2015年-2017年の幹事実績

2017年 2016年 2015年 合計
SBI 87 77 82 246
日興 76 73 80 229
みずほ 64 62 70 196
マネックス 49 46 52 147
野村 40 38 49 127
大和 44 38 43 125
岡三 37 31 42 110
いちよし 37 32 36 105
三菱UFJ・MS 31 24 27 82
kabu.com 27 19 16 62
東海東京 12 16 28 56
松井 14 11 16 41
エイチエス 10 8 14 32

2015年-2017年の主幹事実績

2017年 2016年 2015年 合計
野村 28 23 29 80
日興 13 16 27 56
みずほ 16 20 16 52
大和 16 16 16 48
SBI 8 13 9 30
三菱UFJ・MS 4 2 7 13
東海東京 3 5 5 13
岡三 5 0 6 11
いちよし 4 1 2 7
エイチエス 0 0 1 1
松井 0 0 0 0
マネックス 0 0 0 0
kabu.com 0 0 0 0

コツ2.家族に協力してもらう

自分の口座数を増やすこと以上に重要なのが家族に協力してもらうことです。

IPOは主幹事が大部分を割当を持っていきます。
確かに自分の口座数を増やすことは重要なのですが、幹事証券の中で当選確率が最も高いのは主幹事の証券会社です。
自分だけの口座で、すべての幹事証券に申し込むよりも、例えば家族5人で主幹事証券に申し込んだほうがはるかに当選確率が高くなります。

しかし、これは簡単なようにみえて、少しハードルがあります。
それは「家族の理解を得ること」です。
すべての人がIPOの良さを理解していれば、なんの問題もないのですが、IPOのことを知らない人にIPOを良さを理解してもらうことは意外と難しいのです。

配偶者や自分の子供の口座をつくることは比較的難しくないでしょう。

しかし、あなたはご自分の両親にIPOの魅力を伝えて口座開設してもらうことができますか?

比較的利益が見込める1%の当選確率のIPOに両親も含めて家族6人で挑んだとすると当選確率は6倍の6%になります。
当選確率が6%もあれば、意外と当選するものです。

家族口座を開設する際に、気をつけないといけないのは、代理取引をしてはいけないということです。
必ず、口座開設者本人がIPOの申し込みもする必要があります。
ただし、子供に口座に関しては代理で取引することができますので、口座開設申し込み時の条件をしっかりと確認しましょう。

コツ3.申し込む時間(手間)をコストとしてとらえる

実は気にしている人が少ないのですが、IPOに申し込むときにすべての幹事証券会社から申し込むのにはかなりの手間がかかります。
特に投資資金が少ない人は申し込む証券会社間で資金を効率よく移動させる必要があります。

資金豊富な人はすべての証券会社にある程度IPO申し込み用の資金をいれておけばいいのですが、そんなに振り分ける資金があるのなら、ネット抽選配分を狙うよりも、裁量配分を狙ったほうがいいのです。

上場が重なる3月や12月は本当に手間がかかります。
この申し込み時間(手間)は私たちのコストです。申し込んだ後に当選・落選の確認も必要になります。
この申し込み時間を他の時間に振り分けることができれば、もっと効率よく利益をだすことができるかもしれません。

極端なことをいうと、すべての幹事証券に申し込むのではなく、当選確率の高い主幹事だけに家族全員が申し込み、申し込みコストを極力減らすというのも、案外、IPOを長く継続的に続けていくコツだったりします。

IPOの抽選狙いは落選が続くとモチベーションが下がってしまいます。
ある時、ふと、「こんなに時間をかけているのに、全然当選しない。もうやめようかな…」と思って、やめてしまう人が大勢います。

しかし、申し込む時間のコストを極力減らしておけば、それほど苦にならないのです。

最後に

IPOのネット抽選配分を狙うコツは当選確率を見積もって、安定した心構えで申し込み続けることです。
大型IPO(日本郵政、JR九州など)では確率的にも数百株は当選を確保することができますし、
公開株数が少ないIPOでも年間2、3銘柄は当選します。

私も淡々とIPO投資をこなし、安定してIPOを公募で取得して利益をだしています。
しかし、IPOはある程度、利益が頭打ちになってきます。
やはり、資産を大きく増やすためには、長期的に成長する市場に投資していくことが重要になってきます。

今後、長期的に成長する市場は間違いなく「仮想通貨(暗号通貨)」市場です。
私は2015年末くらいから仮想通貨市場に注目してきました。
仮想通貨は2017年に色々な意味で大きく注目されましたが、これは大きく市場が成長するときの初動にすぎません。

IPOで出た利益の一部を仮想通貨に投入していくことで、長期的なスパンでみて、大きな利益を出すことができると確信しています。

  • この記事を書いた人

DICE

2004年から株式投資をはじめる。 2006年からIPO投資をスタート後、ローリスク投資を中心に研究。 IPOの他に、株主優待、PO(公募増資、売出)、立会外分売を始めとするローリスク投資手法を確立し、運用利回り10%-20%を安定的に稼ぎだす。 2015年末に仮想通貨と出会い、将来的に大きく成長する市場であることを確信する。 趣味は旅行で、マイルを100万マイル貯める仕組みを確立し、好きなときに好きなだけ旅行にいく生活を送る。

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